フォークソングと思い出補正

音楽
昨日は現役ドラフトが開催されましたね。
思いもよらぬ選手達がセレクトされていてかなり驚きました。

我がマリーンズは仙台育英からドラ1で入団したものの、なかなか本来の実力を発揮できなかった平沢大河選手が西武ライオンズへ移籍します。
新天地で新たな可能性を見出されて活躍されますように。

‥という事で
先ほど現役ドラフトのYouTube動画を見ていたら
日ハムの選手達が歌う「大空と大地の中で」がお勧めに出て来まして、聴いているうちにちょっとうるっとなってしまいました。
「大空と大地の中で」と言えば松山千春さん。

千春さんは70年から80年代のニューミュージックの牽引者でした。
まだ長髪の頃(笑)の「青春Ⅱ」「銀の雨」「時のいたずら」あたりが好きです。

 

その流れで今、昭和のフォークを聴いてるんですが
とても詩がストレートで、それなのにストンと落ちるんですよね。

言葉を丁寧に選び紡ぐという感覚。
歌を聴いていると風景が浮かんで来るんですよね。

そして何故なんだろう。
昔の歌って、もの悲しい気持ちになってきます。

 

今の子たちはシティポップっていうのかな?
昔の音楽を掘り起こして聴いている。
タイムリーなことに、娘も中森明菜さんにハマっています。
彼女にとっては、明菜さんってシュールみたい。

 

私は昭和生まれだけど
フォークソングをリアタイしていない世代です。

 

フォークは少しお兄さんやお姉さん世代の曲達だけど、
無駄に詳しいのは家にあったレコード達のお陰。
両親が沢山買っていてそれをステレオで聴いて育ったからかも知れません。
そんな母の影響で70年代のフォークも沢山聴いたっけ🎵

・花嫁
・いちご白書をもう一度
・岬めぐり
・22歳の別れ
・神田川
・初恋
・心の旅

YouTubeにはこんな曲がありました。
(「初恋」は80年代かな?)
「神田川」が発売されてからもう半世紀経つそうです。
若かったあの頃 何もこわくなかった
ただあなたの優しさがこわかった
「神田川」のこの歌詞に子供ながらズキュンと来た記憶があります。
大人びたふりをして歌詞の意味を探ったりしたっけ。
そんな時代。
昔は人と人のつながりが深くてそれが鬱陶しかったりもしたけど
昔の人達は不器用だけど義理や人情があった気がします。

今は核家族が殆どだし、例えば我が家でも同じ部屋にいてもそれぞれ別のことをしています。
それぞれがスマホを弄ったり。

昔は家族みんな集まって決まった時間に食卓を囲み、
テレビを見て他愛ない会話をしてましたよね。
スマホのない時代に戻ったら、今の子達は何をするんでしょうね。
スマホのなかった頃、待ち合わせはなかなか大変でしたよね。
ドラマなどでもよくあるすれ違い。
昔はスマホどころかポケベルさえなくて。
頼みの綱は家電。
友達や好きな人なんかの何十軒もの電話番号がしっかり頭に入ってた。
あと、駅の伝言板なんてのもありましたね。
今は、欲しいものはそこまで贅沢言わなければ大体手に入る時代。
お金にもそうそう不自由しないけれど、
あの頃の方がひとつひとつの幸せを噛みしめていた気がします。

 

これって思い出補正なのかな?
人って悪い記憶は心に残りにくいって言いますもんね。
だけどそれだけではないと思います。

私たちが生きる今の時代はいろいろ複雑が絡み合って
大変なことが目白押しですが、
大切なものを失わないよう、思い出補正しながらも前を向いて現実を生きていかなきゃですね。

 

現役ドラフトのことを書こうと思ったら、
何故かフォークからの思い出補正とごった煮になってしまいました。

昭和歌謡やグループ・サウンズ、ニューミュージックなど、まだまだ書きたいことは沢山あるので、追々書きますね。

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