これぞ懐メロ、喝采(ちあきなおみ)

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3月3日、 今日は楽しいひな祭り🎎
生憎の雨模様ですが、我が家にも娘がいるので
健康と幸せを祈願し雛人形を飾りました。
(娘の祖父母に買ってもらったひな人形をアイキャッチ画像にしました)

ひな祭りに懐メロの記事?って感じですが、
放送日が昨日だったのでその勢いで書きますね。

昨夜、歌謡ポップスチャンネルで
【70年代昭和歌謡ベストソングス100】が放送されました。

ベストソングスは年代毎に何度となくローテーションで放送されています。
いつもチラッと見ていたのですが、
100位〜1位までガッツリ録画して視聴したのは今回が初めてです。

70年代ってすごい。
今でも心に刺さる様々なジャンルの名曲がランクインしていました。
70年代の売上枚数上位の曲って総じて演歌が多い気がします。

今回ランクインされた中にも
「津軽海峡・冬景色」「襟裳岬」「北国の春」「そして神戸」「舟唄」などの名曲が目白押しでした。

そして意外や意外、国民的人気バンドのサザンオールスターズも70年代デビューでした。
(デビュー曲「勝手にシンドバッド」1978.6)
昔から知っているバンドなので90年代メインだと思っていましたが、とても息の長いバンドなんですね。

ランクインしていた男性歌手の楽曲で、個人的に気になった曲です🎧

・バス・ストップ
・愛のメモリー
・大都会
・危険なふたり(加瀬邦彦さん作曲)
・時の過ぎゆくままに
・勝手にしやがれ

ジュリー(沢田研二さん)多すぎ問題。
沢田さんの包み込むような甘いvoice、めっちゃ心地良いんですよね。
沢田さんが人気GSバンド、ザ・タイガースのメンバーだったことは私でも知っていますが、
「さらば恋人」「街の灯り」などをヒットさせた堺正章さん(マチャアキ)もザ・スパイダーズと言うGSバンドのメンバーで人気を博していたんですよね。

ランクインしていた女性歌手の中で、個人的に気になった曲です🎧

・たそがれ、マイラブ
・木綿のハンカチーフ
・異邦人
・魅せられて

などなど数え切れないほどありますが、
震えるくらい好きなのが2位の「喝采」です。

「喝采」は、ちあきなおみさんが他界した恋人を思いステージから歌を届ける主人公の心情をしっとり歌い上げる、ひとつの物語になっています。
聴いた瞬間、映像が浮かんでくる、そんな歌です。

この楽曲に対する私なりの考察を書いてみますね。

いつものように幕が開き
恋の歌うたうわたしに
届いた報らせは 黒いふちどりがありました♪
あれは三年前 止めるあなた駅に残し
動き始めた汽車に ひとり飛び乗った ♪

黒いふちどり、
それはすなわち訃報。

主人公は若い頃、恋人が止めるのを振り切り
都会へ行く汽車に飛び乗りました。
自分の夢のため、歌手になること、歌うことを目指して。

それから夢を目指し頑張り、有名歌手の座を掴み取った主人公。
そんな毎日を送る主人公のもとに届いた報らせ。
それは久しぶりに目にする恋人の名前、
大切な人が亡くなったという知らせでした。

暗い待合室 話すひともないわたしの
耳にわたしの歌が 通りすぎてゆく♪

お葬式の後の待合室での映像でしょうか。
主人公はラジオから自分の歌が流れて来るぐらい
有名な歌手になったんですね。
当時の回想は涙しますね。
離れてもやはり大切に思っていたんだと思います。

いつものように幕が開く
降りそそぐライトのその中
それでもわたしは 今日も恋の歌うたってる♪

喝采、と言う曲名は
スポットライトを浴びた主人公への賞賛でしょうか。
けれど、主人公の心の中は悲しみでいっぱい、
だけど彼のために前を向いて生きていく、
健気だけど強い主人公。

現実と回想が交叉する歌詞ですね。
「喝采」は聴くたび背筋がシャンとなる楽曲です。
1972年9月に発売され、その年のレコード大賞を受賞、
53年前の曲なのに未だに色褪せない名曲ですね。

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