プロ野球はストーブリーグ真っ盛り。
来たる11月14日にはZOZOゾゾマリンスタジアムでプロ12球団合同トライアウトが開催されます。
(どうやら今回で最後らしいですね。)
そして、12月に行われる現役ドラフトも気になるなぁ...などと思っていたら。
ビッグニュースがとびこんで来ました。
佐々木朗希、ポスティング容認によるメジャー挑戦!
ポスティングシステムとは、海外FA権を持たない選手がメジャーリーグに移籍する方法です。
FA権とはNPBが定めた条件を満たせば、所属球団以外の球団と契約できる権利。
ポスティングはFA権を取得前に、一時も早くメジャーで活躍したいという選手が使うことが殆ど。
しかし、ポスティングシステムで移籍するには条件があります。
それは、所属している日本の球団からの許可が必要であるということです。
ポスティングは選手がお願いしても、球団が認めないと出来ない。
FAは選手の権利なので自由に移籍できる。
この差は歴然ですね。誰しも祝福されて旅立ちたいでしょう。
西武の平良選手は
『ポスティングで行くなら自分にも球団にもメリットがあるようにしたい』と仰っています。
これは素晴らしいと思います。
西武は高橋選手の例もありますし。
高橋光成 西武残留決断 今季0勝11敗 米挑戦「パフォーマンスを発揮できるようになってから」(スポニチアネックス) – Yahoo!ニュース
千葉ロッテマリーンズの場合、今回の件は球団と佐々木投手の間で話が付いているとの事です。
(当たり前か)
だったら佐々木投手はルール違反でも何でもない。
ただ彼の場合、どうやら25歳ルールでマイナースタートになるらしく移籍金が少ないそうです。
それも含めて他の選手へ与える影響や今まで育ててくれたロッテへの音を仇で返すのか、とか。
我儘だとか俺様だとか、実績もないのにせめて一年ローテ守れや、などなど。
例の如くSNSでの自称評論家多すぎ問題。
マリーンズを応援する末端の1ファンとしての個人的な思いを書きますね。
思い入れが強くなってしまうかもですが。
いわゆるSNSの自称評論家たちはチーム愛がそうさせるのか。
ただ波に乗って叩きたいだけなのか。
様々な心無いポスト(ツイート?)を読んでいて、悲しくてたまらなかったです。
それに付随する無記名だからこそ言いたい放題、、人として有り得ないコメント。
余りにも酷くて、途中で見るのをやめました。
優勝させてないじゃないか、規定投球投げてないじゃないか。
だから行ってはいけないなんて、誰が決めたルールなんでしょうか。
そんなルールはありません。
確かに衝撃的でした。
言論の自由はある。
でも人のこころを壊す権利は誰にもない。
そう思います。
改めてSNSの怖さを思い知りました。
お金という下世話な話をすれば
逆に
佐々木投手の入団によってどれだけ観客動員数や様々な売り上げに貢献していたか。
なんて思ったりしています。
そのうえ完全試合も見せて貰い、ファンとして最大限の幸せも頂きました。
彼は契約金や年俸以上の働きをしているんじゃないかと。
震災で家族を失う辛い経験をした佐々木投手。
『与えられた、というか誰かが敷いたレールだけを歩むのは。
自分の意志を大切にして生きる、というか。自分なりの生き方を生きたいなと思います』
この言葉は重いです。
茨の道を歩んで来た彼の思いが集約されている気がしました。
決して普通ではない経験をしたことが彼の背中を強く押したのかも知れないです。
勿論、様々な意見があるのは重々承知していますが、このコメントを読んで佐々木投手の決断を尊重し気持ちよく送り出してあげたい思いしかありません。
まぁこんな事があるとドラフト指名での考え方も変わりそうですね。
入団時のルールづくり。
ぶっちゃけメジャーに行きたいと言う選手は取りにくいですものね。
その辺りをもっと筋道立ててクリーンにして行かなければ。
そう言えば近鉄バファローズの野茂投手のときも移籍のルール云々で揉めに揉めてたな、
ってふと思い出しました。
幼い私はなぜ野茂投手が責められるのか分からなかったけど、後ろ指さされ続けていた彼は最高の結果で示してくれたなぁ。
今考えても野茂さんは何も悪くない。
きっと朗希もそうなるよ。
マイナーからの新しいスタート。
言いたい人には言わせておけばいい。
我が道を行く、でいいよ。
若い彼の門出に際し、どんなことがあってもその挑戦を応援します。
色々な人の思いや声援を力に変えて頑張って来てね!!!